CRG 系
2013 モデル
CRGのフラッグシップモデルと言えば昔からロードレベルでした。
古くからCRGを知る人にとっては「乗り手を選ぶ上級者モデル」といったイメージがあると思います。
ロードレベルは基本的に硬いシャーシなので高いポテンシャルを持ちますが、ピーキーな側面も併せ持ちます。
これが乗り手を選ぶと評される所以です。
このような硬くて乗りにくいマシンを乗りこなすことが良しとされていた時代もありました。
しかし、昨今のカートは柔らかくしなるシャーシが主流となっています。
その流れに合わせてCRGにも柔らかいシャーシは存在し、
実際に今や選ばれるのは硬いロードレベルではなく、柔らかいシャーシだということです。
フラッグシップモデルたり得るのはネームバリューではなく、選ばれるモデルということでしょうか。
選ばれる=良い ですからね。
さて、上記理由で2013モデルのフラッグシップモデルは 「ブラックスター」 というモデルとなります。
ブラックスターは2012年のワールドカップKF2クラスで1位2位3位を独占したモデルです。
この結果を踏まえ2013年はブラックスターを推すようです。
2013年の日本向けモデルは下記の3タイプです。
【ブラックスター】
縦方向のフレーム径は30パイ、横方向は32パイの混成フレーム。
新型の材質を採用し今までとは違うフィーリングを実現。
【KT1】
オール30パイフレーム。全体的に柔らかくしなりのあるフレーム。
ローパワーエンジンやハードコンパウンドのカテゴリーで選ばれる。
【ロードレベル】
オール32パイフレーム。硬いフレーム。
ミッションカートやハイパワーエンジンのカテゴリーで選ばれる。
※ KT1とロードレベルは2012モデルとほぼ同じです。
カウルステッカーなど外観は変更無し
2013モデル ブラックスター フレームレイアウト
ブラックスターにはナイロン製のフロントスタビが標準装備となります。
ベアリングホルダーは2011モデルと同型の円形タイプ。
ベアリングホルダーブラケットに剛性を変化させるプレートが付属します。